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Wojtek Ulrigh の壁画サイズの大作は、いにしえの文明世界の暴力と腐敗の歴史の表現であり、同時に一般 人としての我々がパワーと気力を以て、活気に満ちた新たなる文明を築いていかねばならないという提唱でもある。金属の表面 を覆うサビは当然ながら腐敗を表しているが又、ありふれた見捨てられたようなものから偉大なものへの変容する様をも示している。

これらの作品が持つ威厳と重々しさは、観る者に何の威圧も押し付けないが、その変化に富んだ表層を味わい感じるための暖かい手を差し伸べている。 厳格な幾何学で組み合わされた作品の構成部分は鉄板の擦り切れ、裂け目、腐食という刹那的なアクシデントによって作られた表面 部分との強い対照を成している。

壁面大作は物理的に鑑賞者を関与させるために作られており、イーゼルペインティングのような単に視覚的な関与とは反対の目的である。 その大きさは観る者を包み込み、我々は作品の全容を観るために頭や体を動かさねばならない。

小さな絵が伝えようとするものよりも、壁面 大作がより多くを言わんとしているとは、決して言えないが、大きさとその物理性はそれだけで説得力あるモチーフである。Ulrichは、それをドラマチックな手法で取り上げているのである。

"Passage to India"
Rusted Metal & Indian Door
103" x 112 3/4"
(261.5 x 286.5 cm)

"The Boat "
mixed media
51'x48'x128'
(129 x 122 x 325cm)

"Blood Bath"
C print, form the series of 8; from Instellation "Red Rain"
62" x 52"
(157.5 x 132 cm)

"The Fall of Rome"
Photograph, Mixed Media
92.5"x72.4"
(235 x 184cm)