ENGLISH TEXT

Koteckiは本質的に抑制と洗練のグラフィックアーティストです。 彼は黒と白の線での手法に専心しており、それは単純さと相反した幾何学的な世界を創り出している。 彼の視覚的な構築は紙の表面から1インチ浮いたような印象をうんでいる。 明快な幾何学的3次元パターンに見えるものも、その周到な考察によって矛盾した要素にとってかわられるのだ。 一見、凹面と思われるものが、凸面に見えたり、突き出して見える部分が、全くの平面 に見えたりもする。 その視覚的なシフトは、ゆっくりと構図全体でひっそりと行われるのだ。 観る側が自らの推測によって混乱させられるのは、単なる「だまし絵」のしかけのせいではない。 それは、身の回りのものや順序だっていないものを整然とさせたいと感じる、人間の本質的な欲求という知覚の性質を示している。

さらに、Koteckiは断固として手で描ききることによって、その綿密な作品がコンピュータによって制作されたであろうという、第一印象をくつがえすのだ。 コンピュータでより効率的に処理できる作業をなぜあえて、と思うのは当然だ。 しかしながら、Koteckiの意図は、機械ではとって代わりえない、人間の感性のにじむ線を手で描くことにあるのだ。

 


"untitled"
pencil on paper
8" x 11"
(20.5 x 28cm)


"untitled"
pencil on paper
8" x 10"
(20.5 x 25.5 cm)

"untitled"
pencil on paper
8" x 10"
(20.5 x 25.5 cm)


"untitled"
pencil on paper
13 3/4" x 19 3/4"
(35 x 50cm)

"untitled"
pencil on paper
12" x 18"
(30.5 x 45.7 cm)